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「えんぶり」の名は、むかし「えぶり(朳)」という農具を手に持って舞ったことから起こったといわれ、それがなまって「えんぶり」となったらしい。
えんぶりの舞い手のことを太夫といい、太夫は3人または5人で編成され、その他、笛、太鼓、手平鉦(てびらがね)、歌い手など総勢20~30人くらいになり、
これを1組という。えんぶりには2つのタイプがあって、唄や仕ぐさのゆっくりした方は古来からのかたちで「ながえんぶり」と呼ばれている。一方唄も摺(す)りも
ともにテンポが速く、勇壮活発な方は「どうさいえんぶり」と呼ばれている。行事には、隣接町村も含め、毎年30余組が参加して、見るものの目を楽しませる。
子供の舞う「えんこえんこ」や「松の舞」、「えびす舞」もなかなか楽しい。
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